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はがきコミュニケーション部門
第57回
5・6年生の部

5・6年生の部

はがきでコミュニケーション全国発表大会｜高学年の部

文部科学大臣賞、日本郵便賞

文部科学大臣賞
愛媛県　松山市立道後小学校
6年　北地　菜々美

文部科学大臣賞

審査員の講評

大塚おおつか　健太郎けんたろう　様さま（文部科学省もんぶかがくしょう　初等中等教育局しょとうちゅうとうきょういくきょく　教育課程課きょういくかていか　教科調査官きょうかちょうさかん）

　自分じぶんで育そだてているスイカを注意深ちゅういぶかく観察かんさつしたことで、普通ふつうなら見逃みのがしてしまうような発見はっけんをする菜々美ななみさん。その鋭するどい目めにまずは驚おどろかされます。また、夏なつの様子ようすが目めに浮うかぶような暑中見舞しょちゅうみまいの文面ぶんめんからは、自然しぜんの様子ようすを豊ゆたかに表現ひょうげんできる文章力ぶんしょうりょくを感かんじます。届とどいた返事へんじから、自分じぶんのことを見守みまもってくれている先生せんせいの思おもいを感取かんじとり、観察かんさつを続つづけていく自信じしんに変かえています。先生せんせいとの信頼関係しんらいかんけいが感かんじられる素敵すてきな暑中見舞しょちゅうみまいのやり取とりでした。

◇文部科学大臣賞愛媛県　松山市立道後小学校　6年　北地　菜々美

日本郵便賞
東京都　品川区立源氏前小学校
6年　北澤　咲良

日本郵便賞

審査員の講評

西阪にしさか　昇のぼる　様さま　（関西外国語大学かんさいがいこくごだいがく　教授きょうじゅ）

　東京とうきょうから栃木県とちぎけんに住すんでいる友達ともだちへの暑中見舞しょちゅうみまいです。バドミントンをしている元気げんきな姿すがたがカラフルからふるに描かかれ、まず目めに飛とび込こんでいます。文章ぶんしょうの背景はいけいにはノート（あるいは本ほん）が薄うすく描かかれ、鉛筆えんぴつの絵えに日付ひづけが書かかれ、中学校ちゅうがっこうに入はいってからスポーツとともに勉強べんきょうも頑張がんばりたいという思おもいがよく伝つたわってきます。お互たがいに励はげまし合あい、相手あいての存在そんざいにより、新あたらしいことにもチャレンジちゃれんじしていこうとする二人ふたりの友達ともだち関係かんけいがとても素晴すばらしいです。中学生ちゅうがくせいになってからも素敵すてきな青春時代せいしゅんじだいが続つづきますように。

◇日本郵便賞東京都　品川区立源氏前小学校　6年　北澤　咲良

金賞

金賞
埼玉県　富士見市立ふじみ野小学校
6年　香取　実虹

金賞

審査員の講評

福永ふくなが　睦子むつこ　様さま（日本にほん国語こくご教育きょういく学会がっかい理事りじ）

　初はじめてのミニブタカフェでの体験たいけんを通とおして新しいあたらしい発見はっけんをしたときの気持きもちがよく伝つたわってきました。貴重きちょうな体験たいけんへの感謝かんしゃの気持きもちが表あらわれています。ばばばばちゃんは、実虹みくさんの質問しつもんに優やさしく応こたえ、挑戦ちょうせんする気持きもちや、勇気ゆうきを持もつ大切たいせつさを伝つたえてくれました。「私わたしの性格せいかくをよく理解りかいしてくれていると思おもい、嬉うれしかった」と、手紙てがみを受取うけとった時ときの気持きもちを、素直すなおに表あらわしているところところが素敵すてきです。次つぎのお手紙おてがみで伝つたえていくと、もっと喜よろこんでいただけることでしょう。

◇金賞埼玉県　富士見市立ふじみ野小学校　6年　香取　実虹

金賞
静岡県　函南町立函南小学校
6年　丹藤　栄莉

金賞

審査員の講評

谷たに　和樹かずき　様さま（玉川大学たまがわだいがく　教職大学院きょうしょくだいがくいん　教授きょうじゅ）

　栄莉えりさんのお姉ねえさんは競技きょうぎかるたが強つよいのですね。「読よまれると数秒すうびょうもたたずに」「札ふだを『パシンッ！』と飛とばす姿すがた」という描写びょうしゃから情景じょうけいが目めに浮うかぶようです。その憧あこがれの気持きもちが、文章ぶんしょうからはもちろん栄莉えりさんのはがきのデザインからも伝つたわってきます。百人一首ひゃくにんいっしゅの絵柄えがらと文章ぶんしょうのバランスをとてもよく工夫くふうしているなと思おもいました。「また試合しあいしようね！」というお姉ねえさんのお返事おへんじ、嬉うれしいですね。栄莉えりさんもきっと夢中むちゅうになるものを見みつけて輝かがやく日ひが来くると思おもいますよ。